ろびろびQ

家猫&外猫の日常♪

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セカンドオピニオンと分子標的薬(前編)

再発したろびの左脚付け根の腫瘍について
21日(木)にセカンドオピニオンを受けてきました。


セカンドゴアン(おかわり)の前にファーストゴアンを見つめるオイラ
1_2017092323211166b.jpg
分かりづらいうえにややこしいがな


地元にある小さな病院ですが、院長、副院長(ご夫婦)ともに
獣医腫瘍科認定医2種の資格を持つことは以前から聞き知っており
一度受診してみたいと思いつつもなかなかキッカケがなく。
(かかりつけへの遠慮もありました)

でも、今回ばかりはかかりつけの対応の悪さというか

最初に「温熱療法でいきましょう」とこちらに期待を持たせておきながら
次に行ったら「やっぱり患部が自壊するまで様子見しましょう」と
受診のたびに治療方針が二転三転、のらりくらりとかわされ続け
その間にもろびの腫瘍はどんどん大きくなり。

7月の発見当時は1.5cmだったしこり(現・腫瘍)が今や5cmを超え
もうすぐ6cmに届きそうなのに、それでも何もせずに様子見しろということは
はなっからさじを投げてるのかと、そでれ吹っ切れて。

今回の病理検査も私から言い出してやってもらったものです。
かかりつけは腫瘍の特定もせずになんの治療をしようとしていたのか。

2_20170923232113eed.jpg
現在のろび:画像左肩の白い部分全てがほぼ腫瘍だと思ってください


セカンドオピニオン先の院長先生は持参した過去の病理診断書に目を通しながら
麦芽ジュースで海馬が委縮してしまった私にも実にわかりやすく説明してくださり

そこで知ったのは、ろびの現状があまり良くないこと。

通常、猫の皮膚型肥満細胞腫は良性の挙動をとることが多いのに対し
ろびの腫瘍は異型性を増す非常に悪性度の高いものであること。
(このことについてはREAD MOREにて詳しく書きます)

このままかかりつけの言う「腫瘍の自壊」を待つとなれば最終的に断脚しかないこと。
既に左前脚の浮腫(腫れ)でその兆候が見られること。

そして断脚をせずに腫瘍を温存したいのであれば、温熱療法をするよりは
分子標的薬のほうが多少なりとも効果に期待が持てることなどなど。


院長先生は温熱療法を否定しているわけではなくて
ただ、やってみて効果があったらラッキー♪程度のもんなんだそうです(^^;)


事前に電話で「これこれこういう訳で…」とアポをとってから行ったものの
待合室は診察待ちの患者さんでいっぱいで
うちも受付から会計まで3時間近くかかりましたが
そんな中でも本当に丁寧に対応してくださった院長先生。

それまで8割以上ちんぷんかんぷん??だった病理診断書が
院長先生の説明を受けてからは「ほぼ丸わかり」になったくらい(笑)

同時にその内容(意味)を知って苦しくなったわけでもありますけど。


そしてセカオピ先の院長先生のアドバイスを胸に
昨日土曜日、かかりつけへと行ったのでありました。


─つづく─


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※まずはじめに、犬と猫では肥満細胞腫の性質が違います。
ここでは猫の肥満細胞腫について獣医師さんの説明や自分で調べたことを
自分なりにまとめて記述しています。
(もし詳しい方で内容が間違っていましたらご指摘いただけると助かります)


通常、肥満細胞腫の細胞には「顆粒」という特徴があり
これによって病理に出さずとも高度顕微鏡である程度診断できます。

この顆粒の放出が豊富であるほど【高分化】といって正常な腫瘍に近いのですが

中には顆粒をほとんど持たない、もしくはまったく持たない細胞もあり
これを【低分化(未分化)】といい、悪性度の高いものほどこの特徴が見られます。

(変な例えですが、たとえば高分化型の肥満細胞腫の細胞が露出狂だとすると
低分化型は服を着こんで更にコートも着てサングラスもかけてマスクもして…みたいな・笑)



今回のろびの腫瘍細胞は正に顆粒を持たない【低分化型】のものでした。
だから高度顕微鏡でも通常の病理診断でも腫瘍の特定ができず、
海外の検査機関で科学的に検査をして、やっと肥満細胞腫の特徴が見られると診断。


2013年の一番最初にできた腫瘍は高分化で顕微鏡で顆粒も確認できたし
ステロイド剤にも反応してその後3年間は消失してしまったのかと思うくらい
小さいままでした。

その腫瘍が再び大きくなったのが去年、顆粒も認められ異型性も軽度でした。
そして切除手術と皮膚拡大手術を行い9ヶ月間ほどは再発も見られず
このままいくかなと思われたのですが…

今回新たに発生した腫瘍(最初の腫瘍と同じ左前脚付近)は
以前の腫瘍とは性質が全く異なるものでした。


| ろびん(肥満細胞腫・糖尿病) | 08:50 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

mapoさん、
セカンドオピニオンを求め。それを主治医に伝えるmapoさんの姿勢、見習いたいです。
ろびくんの腫瘍が良い方向に向かうことを心よりお祈りしています。

うちの子もお薬を飲んでますが、抱っこ嫌いで保定して喉に押し込むのがだめでした。
家族が編み出した方法は、
ドーナツ型のカリカリの穴をドライバーで少し広げて、
割った薬を埋め込んで食べさせる、というものでした。
(ドーナツ型カリカリ→〇イヤルカナンのフィ〇ト、です)
この方法で、三年数か月頑張って朝晩お薬クリアしてます。
クリアしたら療法食を出してます。
もしもろびくんがお薬をパクッとしなくなったら
お試ししてみてくださいね。

| オー | 2017/09/25 19:24 | URL |

コメントありがとうございます

>オーさん

ドーナツ型のカリカリに薬を埋め込む…なるほど、
そうすれば美味しいに紛れて猫も薬に気づきにくいかもしれませんね。
療法食以外のカリカリは日頃がんばっている猫にとっても
良い気分転換にもなりますし。

うちは先にカリカリをお皿に用意しておき
投薬後に喉をさすって鼻に息を吹きかけて
飲み込んだと思ったら直後にお皿を口元に持っていって
カリカリで薬を流し込ませる…という形です。
でも投薬の際にろびが目をギューってするのが可哀相で。
オーさんのアイデア、参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
オーさんの猫さんも元気でありますように。

セカンドオピニオンの報告は一応礼儀というか、
もしそれで嫌な顔とかされたらセカオピ先に転院も考えていましたが
担当獣医師さんが快く分子標的薬の使用を認めてくれたのでホっとしました。
とはいえ、やっぱり言い出すのに気まずいというか緊張はしましたけどね(^^;)

| Mapo | 2017/09/26 20:15 | URL | ≫ EDIT















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